皆様今日は神凪です

この度さまざまな憶測で噂になっています某プロ緊縛師が起こした
性的暴行に関してお話ししたいと思います。

今から綴ることは、私が直接本人から聞いた話と、被害者から何が起きたのかというDMの内容、そして連盟が本人から話を聞いた内容の音声データを元に、お話しさせていただきます。

私自身が某緊縛師を裁く目的ではなく、このような事が二度と起きないように
また何か起きた時には適切な対応をして欲しいと願う事でございます。
ですので、敢えて名前は伏せさせていただきます。
※今の段階で名指しする事は「名誉毀損」に当たるので控えさせていただきます。
何卒ご理解頂きます様、お願い致します。

私自身この話を聞いたのが、シアトルにいる時でした。
某プロ緊縛師に性的暴行で被害を受けた女の子がとある方に話をした事で発覚したと聞きました。
最初は本当に？と耳を疑いましたが、残念ながら本当でした。
その内容としては、緊縛セッションの中で依頼していない性行為をしたというものでした。
その後、私は直接その緊縛師に電話をし確認しました。
しかし、その時の彼からの話は「自分を擁護する発言」ばかりだったので、正直その時点では真偽のほどはわからず、
彼は「地雷を踏んだ」と・・・
それに対し、いや、地雷とわかっていてわざわざ踏むか？と、たとえ地雷でも緊縛依頼をされて緊縛セッションだけをしたならこんな大事にならなくないか？と聞き返したが「そうですね〜」とだけ返ってくる有様。
でもまだ私自身は彼を信じたかったし、もし間違いがあったのなら「まず被害者に謝罪し、事の説明を公表して謹慎し反省するべきだ」と私は思ったので実際に彼にそう伝えました。

その後、私がシアトルにいる間にすぐに緊縛師連盟の数名が彼から直接話を聞きました。
緊縛師連盟は解散しましたが、連盟は何もしてないと言う批判を多く聞きますが、水面下では動いておりました。
実際、この案件だけでも数回は集まり、今後の対処や在り方などの会議をしておりました。

連盟から彼の話の報告を受けた時も、日本に帰国後も彼と電話して話を聞いた時にも、なんだか緊張感がない感じだなと感じました。
事の大きさがわかってないと言うか、プロとして責任感が全くない感じしかしない。
それでも私は彼になんとか反省して更生して欲しいし、謹慎後に活動を再開すればいいと何度も伝えました。

そもそも緊縛セッションで女性の性器を触ったり、自分の性器を露出したり舐めさせたりという行為はダメだろう！
仮に女性から要求されたとしても、毅然と「やりません」と言うべきだと思います。緊縛師は縄をかける事が仕事であり、セックスする事が仕事ではないんですよ！
しかもお金を頂いて自分のやりたい行為を女性にするというのも言語道断です。同じプロの緊縛師としてありえない案件です。

正直こう言う案件は日本だけではありません。
むしろ海外の方がこういったトラブルが多く、世界中で多くの縛り手が消えて行きました。
もちろんちゃんと自分の悪いところを公表しお相手にも謝罪し、カウンセリングを受け、活動を1年間休止した縛り手もいますし、８人の女性から緊縛セッションでSEX強要をして訴えられた縛り手は「自分は悪くない・始めから言ってある」との一点張りで、結局表舞台から消えました。
今、緊縛関連での同意トラブルは多くあります。
人間だから間違いはあると思うのです！でも間違いをちゃんと認め、反省し、謹慎して、被害者・世間が許してくれるのなら復活すればいいと思うんです。あとは本人のその後の態度で世間の目は変わると思います。

ですが、彼は「説明文もないし、謝罪文もなく」事が起きた一ヶ月後、誰にも知らされずに活動再開してました。
正気唖然とし彼にラインをして「活動再開したんだ」と聞くと、「〇〇さんと弁護士さん達と話し合った結果この様になりました。神凪さん大変申し訳ありませんでした。お許しください。」と言う返事が来ました。
もうね、呆れて言葉も出てきませんでしたので返事しておりません。
きっと彼は「自分は一切悪くない」と思っているんでしょうね。
だからなんで謹慎しなきゃいけないんだ！説明する必要もないだろう！とでも思っているのかな？
この件で沢山の方が動いて時間も心も割いてきましたが、その方々にも被害者の方にも一言もなく活動再開した事が私を「もう無いな」と思わせました。
仮に、自分は悪く無いと言うならとことん被害者と戦えばいいと思うし、少しでも非があるならば、その部分はちゃんと謝罪するべきでは無いかと思います。

加害者と被害者がいる訳で、未だ決着がついておらず、そこに関しては当事者（代理人）等の問題でもあるので私自身触れませんが、この様な事があってはならないと思うのです。
今後この様な事は当然許されないし、この様な事がないことを願い書かせていただきました。
この内容に関しては私自身と彼のやりとり（電話・LINE）を元にお話しさせていただきました。