こんにちは神凪です

今回は花魁緊縛への拘りのお話です
自分の緊縛スタイル＝和なんですが、その中でも責め縄と花魁に
強い執着心があります。

責め縄と一言に言ってしまえば『キツイ緊縛』ですが
ただキツイだけではなくキツイ＝快楽への変換と考えています。
古来捕縄術から生まれた今の緊縛ですが、昔は罪人を捕らえる目的として
生み出されたわけだけど、捕縄＝縛りを快楽に変換した人物が居ます。
その人物は誰なのかもちろん文献などに残されているわけではないが
昔の縛りで女を縛り性行為をしたり、水責めなどをし快楽へと変えていました。
これは昔の春画等に残されていますね。
神凪はその縛りの中のエロであり責めを追及していきたいと思っています。

そして花魁
何故花魁なのか？ですが、昔20代の頃ある舞台を見に行きました
※『近松心中・それは恋』と言う舞台です。
蜷川幸雄さん演出作品で、その劇中で小雪が降る中花魁道中があり
その演出に物凄く感動し三回もこの作品を見に行ったぐらいでした。
明治座の中に花道があり、花道を歩く花魁・・・・鳥肌がとまりませんでした(笑)
その道中の際にバックで流れる森進一さんが歌う『それは恋』が見事な
コラボレーションで花魁を盛り上げてくれていました。

そして緊縛を始め未熟ながらにも舞台で緊縛を皆様にお見せするようになり
いつか『緊縛で花魁させたい！』と強く思いました。
その頃はまだまだ自分も若造で花魁をきれいに縛る技術もなかったし
この人！と言う人が居なかった。
花魁させるには、それ相当の女優さんが必要なわけで(自分の中で拘り)
そして神楽と出会い『この子なら』と言う確信がありました。
彼女と出会い今年で6年が経ち、お互いに数多くのステージを経験し
今なら！と言う強い気持ちがあり今年3月のDX歌舞伎町で本格的な
花魁緊縛を皆様に観ていただきました。

今だからお話できますが3月の花魁緊縛は納得していません
まだまだ自分的に未完成な物でした。(本当にすいません)
でも、これから少しずつ完成形に近づける為に熟成させたいと思っています。
この演目をやるには色んな条件があり、なかなか出来る所がないんです。
まず絶対的なスペースと花道、充実した照明機器と音響
この４つが最低でも揃っていないと出来ません。
この条件を満たすのがストリップ劇場と言う事になります。

もちろんもっと大きい劇場で、キャストも増やしもっと大規模な物にしたい
『近松心中・それは緊縛愛』(笑)みたいな・・・完全にパロってますが(笑)
出来たらと言う夢もあります。
今出来る劇場でもっと華やかで豪快な花魁緊縛を見せられる様に努力したい。

そして16日祭日に初めて大阪で『花魁責め縄ライブ』を九条でお見せ出来ます。
大阪の方々にも是非この花魁を見て頂きたいと思っています。
音源にもかなり拘って作りこみたいと思っていますので
最高にエロい花魁をご覧下さい！

※『近松心中物語』（ちかまつしんじゅうものがたり）は、秋元松代作、蜷川幸雄演出による舞台作品。近松門左衛門による世話物『冥途の飛脚』をベースに、『ひぢりめん卯月の紅葉』『跡追心中卯月のいろあげ』を織り交ぜて書かれた。添い続けるために心中を余儀なくされていく二組の男女の物語。『それは恋』という副題をつけて上演される。
東宝の製作で1979年に帝国劇場で初演されヒット、キャストを変えて繰り返し上演される人気演目となり、上演回数は1000ステージを超える。1989年にはベルギー、イギリス公演が行われ、ローレンス・オリビエ賞にノミネートされた。2004年には、再演を重ねるうちに様式化されてしまっていた同作品を蜷川自ら演出しなおした『新・近松心中物語』が上演されたが、諸事情により公演の最後まで携われなくなってしまった、と後に蜷川が語っている。
秋元松代の作詞による主題歌「それは恋」は、『近松心中物語』では作曲：猪俣公章、歌：森進一で、『新・近松心中物語』では作曲：宇崎竜童、歌：森山良子によって手掛けられた。



神凪