おはようございます神凪です

珍しくこんな時間にブログを書いております。

前回の記事、前々回の記事についていろんなご意見を頂きました。
私自身なんで今回記事を上げたというと、誰かを特定して攻撃したいという意図はありません。私自身を含め緊縛を楽しまれる方SMを楽しまれる方全てにおいて言える事だと思い書かせて頂きました。

今物凄い勢いで緊縛人口・SM人口は増えていると思います。特に女性が多くなりましたよね。20年前では考えられないほど女性が緊縛に興味を持ち、SMに興味を持ち一人で出かけられる時代になったんだとすごく実感しております。
そもそも緊縛はSMプレイの一環であり、SMは特定のパートナーとするものという認識は私の中で変わりませんが、今はお店・縄会・サロンなどで初めてお会いする方、又はお知り合い同士で緊縛を楽しむ時代でございます。
そしてSNSなどのおかげで写真などを簡単に自分の作品として公開できる時代です。だからこそ気をつけなくてはいけない、守らなきゃいけないことがあると思います。20年前なら言わなくても分かる時代、自分自身で考える時代でもありましたが今は違うと思います。今は言わなきゃいけない事は言わないとどんどん曲がった方向に言ってしまう時代だと思います。なので敢えてあのような記事を書く事で「皆さんが気をつける意識」を持って頂きたいと願い書かせて頂きました。SM=エロ、私はこの考えです。もちろん緊縛も同様です
エロだから何でも良い訳ではなくて、お互いの信頼の元で初めて成立するSM=エロだと思います。お互いにどこまでも納得し了承し信頼するから問題にならない訳で、どこかボタンを掛け違えたように納得や理解がされていないとトラブルの原因になるのかと思います。

そして今の時代はセクハラ・モラハラ・パワハラなどの言葉もあり世の男性は言動一つ一つ気をつけなくてはいけないと思います。男性は「このぐらいなら」と簡単に思う事でも、女性は「無理」という事になる時代。しかもそれぞれの観点で良い悪いがあると思うので、あの人は良いと言ってもこの人はダメというケースはもちろんあります。いかに相手がどう思うかはその人次第で、「自分はそんなつもりないのに」は通用しない時代です。
今TVで取り上げられている財務省事務次官のセクハラ発言問題を例に例えると分かりやすいですよね(笑)記者になのか、飲み屋の女性なのか分かりませんが、いきなり「縛って良い？」「胸触って良い？」普通言わないですよねw事務次官は言葉遊びですよ！って言い切っていましたが、昔ならこれは通用したと思います。ですが今の時代は通用しないんです！。女性にも人権がありますし、男女の差別が殆どなくなりつつある時代ですがこう言う人は今の時代でも存在します。本人は「これくらいなら」と軽い気持ちで言った言葉でも、「傷つく人はいる」と考えなくてはいけない時代だと思います。これは社会の中でもSM緊縛の社会でも同じことが言えると思います。
考えてみてください、財務省の事務次官が「縛って良い？」という時代ですよw日本の省庁のトップとも言える財務省の人間が軽はずみにも「縛って良い？」とか言わないでしょ(笑)そもそも緊縛の趣味があの方はあったんですねw

せちがない時代といえば時代だと思いますが、特に二人きりになる環境ならいろんな取り決めをしないと危ない時代だ！と言うことです。男性の方も逆に被害にある可能性もありますしね。男性女性ともにもっと意識を高め、お互いが楽しくSMや緊縛される事！被害を受ける方が生まれない世界であってほしいと願うばかりです。
そう言う想いで「警鐘を鳴らす」意味で書かせて頂きました。

最後に私はSMの世界・緊縛の世界が大好きなんです。
だからプロとして意識を高めこの世界で働き生きています。
皆さんもきっと好きだからお店や縄会などに参加する訳ですから男性も女性もお互い悲しむことがない世界を作り上げる意識を高めてください。そうすればきっともっと楽しい世界になると思いますから。私ももちろんもっと楽しい世界になるように努めます。

最後まで読んで頂きありがとうございました。


縄師 神凪